とある捌き系YouTuberさんがこれを使っていた。
「これ、ほんっとに使いやすくて良いです。」
と動画で言っていた。
確かにこれは良さそうだ。
まだまだ魚を捌いた経験の少ない筆者でも
この良さは伝わってきた。
なぜなら…
そこ、ホントにやりずらいんだよなぁ!
『そこ』とは何処ぞや?
そう、そこは血合い。
アニマル浜口は気合。
彼に魚を捌かせてはいけない。
柵どりくらいまでずっと...血合だ!血合だ!血合だ!
きっとそうだ。ちがいない。
血合...
大雑把に言えば内臓を取った奥、背骨に付いている血の塊ですね。
手指では、なかなか綺麗にならないし時間が 掛かってしまいがちです。
魚によっては真水で色や風味が落ちる種類もあるので
手早く確実に!がとても大事なのです。
そして買った。
ニヤケた口元が描いてある箱で届いた。
全長は約19㎝
直径は約2.5㎝(結束部分)
ちょうどいいサイズ感だな。
お色はご覧の通り新品の時のガチャピンのような色。素敵だ。
形状はフツーにササラですね。
...ん(・・?
...これは...いったい...? トーカロン
トーカロンってなんだ?
聞いたことない。
この新品の時のガチャピン色をトーカロンと言うのか?
新開発の高分子合成樹脂の名称か?
血合のことをトーカロンと言うのか?
気になる。
なぜだか気になる。
不思議と気になる。
だから製造元会社の公式HPに飛んだ。
しかし、トーカロンについての記述が無い。(見落としたかも)
ググった。無い。
ウィキった。無い。
それなら訊く!! 血合だ!! 気合だ‼
で、こちら。
ご質問頂いております「トーカロン」ですが、
箒などにトーカロンの名称をつけているのですが、その箒の穂先の材質はポリプロピレンです。
そのポリプロピレン素材の繊維を弊社用に作ったものを「トーカロン」という名称をつけております。
特長としては水に強く、腰が強く、毛先がまがりにくくなっております。
どうぞよろしくお願い致します。
早川工業㈱ 早川宏和
即日、メールで回答頂きました。感謝。
早川工業㈱さま、有難う御座いました。
あ~スッキリ気分。
筆者は以後、このササラをトーカロンと言うことに決定しました。
皆さんも一家にひとつ、トーカロンいかがでしょうか。
早速、トーカロン活躍しそうだ。
じつは、これを書く前に魚屋さんに行って
マゴチとヒラマサを仕入れて来たのだ。
どちらも出盛りの旬な魚だね。
これから捌いて美味しく頂こうとおもいます。
その模様は次回のお話しで。(また来てね)